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灰溶融炉

こちらのページでは、焼却灰を処理する灰溶融炉について紹介しています。どのような仕組みを持った施設なのか、また特徴としてはどういった点が挙げられるのかをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

灰溶融炉

灰溶融炉の仕組み

灰溶融炉は、ストーカ式燃焼炉や流動床式燃焼炉といった焼却炉でごみ処理をした時に発生する焼却灰を溶融・減容化することを目的としている施設です。発生した焼却灰を1300℃以上の熱で溶かし、さらに固めてスラグ化。灰溶融炉によって出さいされたスラグは空冷によって安定したガラス質となることから、重貴金属類が溶出しないスラグになります。また、灰溶融炉は溶融する際の方法によって、電気方式・バーナ方式・自己燃焼溶融方式、副資材方式、焼却炉などの種類があります。

灰溶融炉の特徴

焼却灰の溶融・減容が可能

灰溶融炉では、ごみを焼却した際に発生する焼却灰を溶融・減容できる点が大きな特徴。このことにより、最終処分地の容量のひっ迫、ごみの資源化、最終処分地から溶出する有害物質の問題などを解決する手段としても採用されています。

焼却灰を資源として活用できる形に

灰溶融炉では、焼却灰を1300℃以上の高熱で溶かすことによってスラグ化することができますが、このスラグはコンクリートの原料として使用が可能。重金属類が溶出しない無害なスラグとなる点も特徴のひとつといえるでしょう。

メタルは定期的に排出する

灰溶融炉の底にはメタルが堆積していきますが、こちらは定期的に炉体を傾けることによって排出を行っています。さらに、灰溶融ろ過式集塵機によって集められた飛灰は、非鉄金属精錬所により有価金属の回収が行われます。

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