ボルカノ株式会社は、バーナーを基幹技術として成長した企業です。
熱源に用いるボイラー用バーナーや大型LNG タンカーを動かすボイラー、小型から大型までの焼却炉などを製造販売しています。
VIM
・IMOで規定された舶用焼却炉標準仕様MEPC76(40)に基づき設計
・廃油バーナは、エアアトマイズ方式を採用
・船内で発生する廃油、固形物を安定かつ安全に焼却できる独自の炉構造
・固形物投入口はバケット型二重扉方式を採用
・稀釈空気方式採用で、ダイオキシン類の発生を抑制
・横型円筒形炉採用により、耐火材の落下を防止
・制御盤および誘引ファンを一体に組み込んだコンパクト構造
・シーケンサを採用した自動運転可能な安全制御
最大処理熱量 | 349~1,163 kW (300,000~1,000,000 kcal/h) | 廃油処理量 | 40~116 kg/h |
---|---|---|---|
固形物処理量 | 17~60kg/h |
タンカーやコンテナ船などは国際的な海域を通行することから、海事分野の取り決めは、多国間での了解事項となります。
各国のルールの連携協力のために1958年には国連の専門組織として国際海事機関(IMO)が設立されました。
IMOが取り決めた条約には、船舶からの海洋汚染の防止、とくに油の流出やプラスチックの投棄、排ガスの排出規制などといった基準がガイドラインに沿って設けられています。
ボルカノ株式会社は海洋環境を守るために、船内での廃棄物焼却炉を開発。
船内で出るゴミを高熱で焼却することにより、廃棄物の総量を減らすお手伝いをしています。
産業廃棄物の中でも液体の廃液処理には多くの手間と時間がかかります。
産業廃棄物処理業者に委託するとコスト高になることもあります。
ボルカノの有機廃液処理プラントは燃焼室の中で廃液を高温ガス化し、そのガスをバーナーで燃焼させます。
発生した熱は廃熱ボイラーに回されお湯を作ることで熱回収されます。
有機廃液は高カロリーなので、回収効率に優れていることがメリットです。
硝酸カリウムや硫化ナトリウムなどの無機塩/アルカリ塩が含まれる廃棄物を処理する際には、特殊な仕組みが必要です。
もしも他の一般廃棄物と混ぜて、これらの無機塩/アルカリ塩を燃焼させると、アルカリによって、焼却炉内部が腐食したり、無機塩ヒュームと呼ばれる粉塵が発生し、焼却炉内にスラグ状に堆積してしまうなどの問題が発生します。
これを解決しているのがボルカノの無機塩含有廃液処理の技術です。
縦筒型の焼却炉の上から無機塩廃棄物をバーナーで燃やすと、高温の酸化分解を起こし、細いヒューム(粉塵)と高温ガスとに分離します。
筒の下部には冷却層があり、そこでヒュームは集塵機で回収され、急速に冷やされた排ガスは外気に放出されるという仕組みです。
この無機塩含有廃液処理は大型の焼却炉施設で、化学工場などに納品されています。
ボルカノの製品を購入したお客様に対して、末永く使用してもらうために、スタッフにより親切丁寧なアフターフォローを提供しています。
※公式情報がありませんでした。
所在地 | 大阪府大阪市淀川区野中北1丁目3番38号 |
---|---|
定休日 | ※公式情報がありませんでした。 |
営業時間 | ※公式情報がありませんでした。 |
連絡先TEL | 06-6392-5540 |
「どこで購入しても一緒でしょ」という考えで購入を検討すると高い確率でミスします。購入するには取り扱いのプロにしっかりと相談しましょう。
昨今のエコロジー対策など、焼却炉を設置したい!と考えていても色々とクリアしていかなくていけない課題はいくつかあります。
しっかりと焼却炉に関する知識をもっていないと法律に触れる場合もあり、せっかく購入しても宝の持ち腐れになることもありますので注意が必要です。
※2021年9月時点で「業務用焼却炉」と検索した際に表示される企業150件の中から、独自に小型焼却炉を中心に販売している企業からニーズに分けたお勧め企業をピックアップしております。
※調査した企業の中で、下記の3項目を満たしていた3社を注力紹介しています。
①公式サイトに製品が複数紹介されている②販売実績が掲載されている③業種・用途別に分類紹介されている企業を注力紹介しています。