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ストーカ式焼却炉

このページでは、日本で非常に多く稼働しているストーカ式焼却炉について紹介しています。どのような仕組みを持つ焼却炉なのか、また特徴についてまとめていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

ストーカー

ストーカ式焼却炉の仕組み

「ストーカ式焼却炉」の「ストーカ」とは、火格子に燃料を供給する装置のことを指します。この焼却炉は、火格子が階段状に配置されており、この火格子段が前後に駆動し、上段の火格子段から下の火格子段にごみを供給し、さらに完全に燃焼するように撹はんするという仕組みを用いてごみを燃やしていきます。

さらに、ストーカの下部分から加熱した空気を送り込み、ストーカが動く早さや空気の温度・量などを調節して燃焼を制御することができます。

ストーカ式焼却炉の特徴

日本で多く稼働している

ストーカ式焼却炉の歴史は長く、昭和30年に初の連続燃焼式ストーカ炉が整備されて以来、日本の焼却施設の中でも多く稼働しているシステムです。ストーカ式の技術が安定したのは昭和55年ごろといわれています。

ごみが完全に燃焼する仕組み

ストーカ式焼却炉は、階段状に配置された火格子が前後に駆動することでごみを供給・撹はんする仕組みとなっている点が特徴。この仕組みによってごみを完全に燃焼することができます。

3段階の燃焼プロセス

投入されたごみは、「乾燥」「燃焼」「後燃焼」の3段階のプロセスによって完全燃焼されます。ストーカ式燃焼炉にもさまざまな機種があり、火格子の段数や形状などはそれぞれですが、基本的な燃焼のプロセスが行える炉の構造となっています。

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