シンプルな構造で、しかも燃焼能力が高い処理設備株式会社の小型焼却炉。
そこにはどのような技術やノウハウが隠されているのでしょうか? その秘密を徹底リサーチします。
CSZ-50型 水冷式(構造基準適合)
・構造基準適合
・水冷式と空冷式アリ
焼却能力 | 49kg/h | 炉内容積 | 0.75㎥ |
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炉床面積 | 0.49㎡ | 電源 | 三相200V |
ブロワー | 1.5kw | 本体寸法 | 1630W×1160L×1980H |
設置寸法 | 2800W×2500L(投入装置を含む) | 総重量 | 2500㎏ |
燃焼室 | 520W×950L×1500H | 投入口 | 520W×700H |
灰出口 | 520W×700H | 煙突高 | 330φ×5330h(地上高) |
助燃バーナー | 0.15kw | オイルタンク | 90L(灯油) |
1980年の創業以来、処理設備株式会社は焼却炉の製造を続けています。
廃タイヤやゴム、プラスチックなどの石油系産業廃棄物から建築現場における廃材(合板ビニール、木くず、繊維くずなど)に至るまで、さまざまな廃棄物を燃やすことができる焼却炉を販売してきました。
構造はシンプルでメンテナンスがしやすいのが特徴です。
もちろん環境省の定める改正廃掃法適合フルスペックの構造基準を完備しています。
焼却炉には大きく分けて水冷式と空冷式の2種類があります。
空冷式とは文字通り空気によって徐々に温度を下げる方法。
一方で水冷式とは、焼却炉の外側に水の管を設置することで焼却炉内の温度を過剰に上昇させないようにするものです。
処理設備株式会社の CSZシリーズは水冷式の小型焼却炉。
一般的に焼却炉内の温度が高いとゴミはよく燃えるのですが、温度が高くなりすぎると焼却炉自体にダメージを与えてしまいます。
もともと頑丈な焼却炉ですが、それでも高温に長時間さらされると徐々に劣化してしまいます。
特に近年の焼却炉は焼却炉内の温度計やコントロールパネルなどに電子部品が使われています。
こういったパーツが故障するとメンテナンスに時間もコストもかかってしまいます。
水冷式にすることで長時間の稼働が可能となり、処理設備株式会社のCSZシリーズでは空気を高圧で噴射することで燃焼効率が良くなり、煙の排出量も少なくなります。
周辺に人が住んでいらっしゃったり働いていたりするとわずかな煙でも気になるもの。
洗濯物に付着したり、庭先に灰が落ちたりするのは避けたいですよね。
焼却炉を選ぶ際に煙の量が少ないというのも重要なポイントです。
焼却炉の炉床耐火材の改修工事
所在地 | 福岡県大牟田市大字手鎌143番地1 |
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定休日 | 土日祝 |
営業時間 | 平日8〜17時 |
連絡先TEL | 0944-51-2522 |
「どこで購入しても一緒でしょ」という考えで購入を検討すると高い確率でミスします。購入するには取り扱いのプロにしっかりと相談しましょう。
昨今のエコロジー対策など、焼却炉を設置したい!と考えていても色々とクリアしていかなくていけない課題はいくつかあります。
しっかりと焼却炉に関する知識をもっていないと法律に触れる場合もあり、せっかく購入しても宝の持ち腐れになることもありますので注意が必要です。
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