金物屋としての経験とノウハウを焼却炉作りに生かしています。耐久性・耐腐食性に優れたクロムコーティングを施しています。 さらに燃焼時に発生する熱を有効活用し、お湯を沸かすこともできます。使う人の利便性を考えた長寿命の焼却炉です。
小型焼却炉
・逐次投入板と遮断板(PAT)、助燃用缶、バーナー口、温度測定口、高熱燃焼筒(PAT)等の機構を加えました。 ・特許燃焼筒、炉の構造、高熱エアーの噴出により、無煙化と高温(800℃~1200℃以上)でのスピード焼却が可能です。 ・AB型焼却炉は、焼却炉本体に集塵装置(サイクロン)が内蔵された比較的コンパクトな焼却炉です。 ・家庭や小規模事業者様にオススメの焼却炉です。 ・燃料の投入口は、2箇所あり、長尺物は上から、ごみ袋や普通の大きさの物は正面から投入することが可能です。 ・AB型はラインナップも豊富で、材質は鉄製とステンレス製の2種類を用意しています。本体構造は水冷式とキャスターブル式から選択できます。
材質 | ステンレス・鉄 | 炉内 | 水冷式 |
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本体・サイクロン共 W×D×H mm | 700×1830×2050 | 本体重量 kg | 800 |
ごみ焼却能、kg/H | 25 | 最大熱量、kcal/h | 58000 |
火床面積、㎡ | 0.28 | 耐用年数 | 7(鐵)10(ステンレス) |
集塵装置用ブロワ電源V×W | 100×400 | 本体用ブロワ電源V×W | 100×400 |
バーナー電源V×W | 100×50 | 煙突直径×高さΦ×H mm | 268Φ×2000 |
本体+煙突高さ mm | 4300 | 投入口w1×h1×dmm | 550×400 |
灰出口w2×h2mm | 240×490 |
関口鐵工所は1892年に創業。戦前は金物屋として営業していました。物資の少ない当時、金物は貴重品で、何度も修理をして長く使うのが当たり前の時代でした。
戦後もこの修理技術が生かされました。得意とする鉄材やステンレス材の切断や溶接などの技術を応用して、廃棄物の焼却炉の専門メーカーとして再出発しました。
小規模事業者用の小型焼却炉から業務用の大型焼却炉まで、豊富なラインナップを揃えています。もちろん国が定める廃棄物焼却炉の厳しい基準をすべてクリアしています。
焼却炉はゴミを燃やすことが目的ですが、せっかく高温の熱エネルギーが発生しているので、それを活用しないのはもったいないですよね。
関口鐵工所の小型焼却炉には、燃焼炉内部に熱伝導性が高い銅製のパイプが内蔵されています。この銅管に水道水を流すことで、水が温められ、熱いお湯を供給することができます。
このお湯はもちろん飲むこともできますし、暖房にも使うことができます。まるでガス給湯器のような仕組みですね。
一般的に焼却炉は高い温度で長時間さらされることから、頑丈であることが求められています。また屋外に設置されることが多いため、雨風や腐食にも強い必要があります。
関口鐵工所の小型焼却炉は、材料は鉄ですが、クロムメッキ加工が施されています。クロムメッキ加工というのは、クロムとニッケルの合金で表面をコーティングしているものです。
クロムメッキは鉄製に比べて耐久性や耐腐食性に優れており、長期にわたり過酷な環境下でも使用が可能です。
※公式情報がありませんでした。
所在地 | 長野県飯田市鼎西鼎654 |
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定休日 | 記載なし |
営業時間 | 記載なし |
連絡先TEL | 0265-22-2311 |
「どこで購入しても一緒でしょ」という考えで購入を検討すると高い確率でミスします。購入するには取り扱いのプロにしっかりと相談しましょう。
昨今のエコロジー対策など、焼却炉を設置したい!と考えていても色々とクリアしていかなくていけない課題はいくつかあります。
しっかりと焼却炉に関する知識をもっていないと法律に触れる場合もあり、せっかく購入しても宝の持ち腐れになることもありますので注意が必要です。
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